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想学談林-管理者の部屋

想学談林の管理人が、たまにぼやく言葉の部屋です。 お時間があれば、お付き合い下さい。 想学談林:https://sougakusalon.wixsite.com/sougaku-danrin/home

   

【20161207】ホーキング博士の警告

こんにちは(´・ω・`)

僕が生まれた時代の日本はある意味でまだ「穏やかな時代」であったのかもしれません。

世の中には「インターネット」もなく「コンビニエンスストア」もありませんでした。スーパーマーケットに行けば季節ごとに売られているものが違い、不便さはありましたが、季節感がいまよりも鮮明にあったと思います。

また日本は今より経済的には貧しかったかもしれませんが、その一方で「日本社会」というのは未だ健在で子供も多く、近所の公園には子供が溢れ、経済的にも右肩あがりで未来を常に明るく見る事の出来る時代であったと感じます。

一方、今の時代では「インターネット」が解放され、様々な技術革新によりどんな季節でも近所のスーパーへ行けば様々な食材があります。またコンビニエンスストアは24時間休む事なくものを売り、知りたい事ややりたい事はスマートフォンで簡単に探す事も出来ますよね。

僕が子供の時代に描かれていた「未来図」とは大きく違いますが、違った意味で僕がいま生きている時代は「子供時代から見たらSF世界の中」にいる感じがします。

さて昨日、以下の記事を読みました。

「人類はかつてないほど危険な時期を迎えている」とホーキング博士が警告
(Gigazine 2016年12月05日 12時15分00秒)




ここでホーキング博士は「人類は歴史上、かつてないほど危険な時期を迎えている」と警告を出していると書かれていました。

博士がこの危機感を持ったのは「イギリスのEU離脱」と「アメリカのドナルド・トランプ大統領選出」という2つの出来事を通して、世界が危険な方向へと変わっているという象徴的な出来事が起きたと捉えているからだそうです。

そしてこの根底にはどのような事があるのか、ホーキング博士の意見はこうでした。

「これまで十分にはケアされてこなかった中間層の存在があり、指導者たちに忘れ去られたと感じている中間層による「エリート層の否定」があるとのこと。」

「科学技術が進歩してグローバル化が進んだ影響で伝統的な製造業の雇用が減少してきており、今後は人工知能(AI)技術の発展によって中間層の雇用にさらなるダメージが与えられる可能性があり、創造的な仕事や管理する立場の仕事と職を失う人たちとの間で生じる経済的な不平等は世界的に拡大・加速してく」

「インターネットやソーシャルメディアが普及したことで、富を持つものと持たざるものの現実の姿を、誰もが簡単に知ることができるようになりました。例えば、Instagramで公開されているセレブリティの華麗な生活や、戦争のない豊かな世界での日常生活を、苦しい生活を強いられている世界中の誰でも簡単に知ることができるというのが一例です。苦しい生活から脱出して、より幸せな生活を送りたいと考えて、国外に移住する人や難民が増えることは避けられない」

「移り住んできた人たちの生活を支えるために必要となる新たなインフラ整備のコストから、移民を排斥する不寛容な意見が噴出し、政治的なポピュリズムの傾向に拍車がかかることも避けられない」

考えてみれば、僕が子供の時代には、例えば鉄道の駅の改札には「切符切り」の駅員がいましたが、今の時代は全てが「自動改札機」になっています。これは機械に雇用が奪われた例の一つでしょう。

いま最先端の科学では「AI(人工知能)」の研究が進んでいます。

これは予測ですが、これから未来にかけて亡くなる職種の一つが「弁護士」だと言われています。これは過去の判例が巨大なデータベースとなり、そこにアクセス可能な「AI」が出来れば、必然的に人が弁護するよりも、効果的にかつ短時間に弁護士業務をこなす事が出来る様になうという事でした。

技術が進めば進むほど、人が本来「仕事」として事を機械が肩代わりする。
そしてこれは人の雇用を奪う事にも通じていきます。雇用が奪われた人は経済的な価値を社会の中で失うので、現在の資本主義の社会の中で生きていく事は極めて難しくなっていきます。

雇用を少なくできれば、企業の収益は上がります。そしてそれは必然的に企業の経営層の収入向上につながる事から、より貧困格差が拡大する方向に進んでいくでしょう。

そして貧困層の中には、どの様な意識が芽生えてくるのか。
それはけして人類にとって、良い効果をもたらす意識とはなりません。

このホーキング博士の警告は、極めて大きな人類社会の課題を突き付けていると思いませんか?

このブログは仏法を思索するブログです。
何度も言いますが、人は「思考を現実化」する能力を持っています。人が生きる上で大事な事は「よき思考」を生み出す事だと思います。よき思考がよき一人ひとりの人生を作り、その人々がいる事でよき社会の現出へとつながる。それが結果として人類社会の中に波及する事が大事なのではないでしょうか?

仏法とはその「人の心・生命」を探求する哲学であり、八万四千の法蔵とは日蓮も述べている様に「我が身の日記」です。

ただ残念なのは、表面的に語られている言葉や体系は多岐にわたり、非常に難解で、かつ人々を容易に寄せ付けるものではありません。

僕はこういった時代だからこそ、仏法で説かれている内容を、平易に本筋を語れる人材が大事になってきているとも考えるのですが、少なくとも今の創価学会にはそれを期待する事は出来ませんね。

本来、信仰を持つ人であれば、このホーキング博士の警告をもっと真摯に受け止めるべきだと思うのですが、その人材は未だに少ない様に思えます。

ふと思ったんですが。。。
「大地の下の虚空にあって、そこから沸き出る菩薩達」とは、そういう人材群なのかもしれません。ついぞ悲観的にもなってしまいますが、そういう人材群の出現に一縷の望みを持ちながら、これからの人類社会の中を生き抜いていくしかありませんね。

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