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想学談林-管理者の部屋

想学談林の管理人が、たまにぼやく言葉の部屋です。 お時間があれば、お付き合い下さい。 想学談林:https://sougakusalon.wixsite.com/sougaku-danrin/home

   

【20160415】未萠を知る

こんにちは(  ̄ー ̄)ノ

昨日は深夜まで客先で作業をしていました。
その作業中にスマホを見ていて熊本の震災を知り、驚きました。
熊本や九州方面の人の安否が気になるところですが、なんとか無事であって欲しいものです。

さて、日蓮の御書の撰時抄に以下の言葉があります。とても有名な言葉ですが、果たして今の活動家で幾人の人が覚えていますかね?

「外典に曰く未萠をしるを聖人という内典に云く三世を知るを聖人という」

ここで云う外典とは、恐らく古代中国の何らかの文献だと思われます。そして内典というのは仏教の文献です。

「未萠」というのは、未だ顕在化していない状態の事で、まあ端から見たら大したことがないもの、また大事であったとしても、未だにその先に何かしらの動きが隠れていて、顕在化していない事を云います。

ある事象を見たとき、単にそれを表面的に見て理解するというのは、ある意味で容易いことです。しかしそこから本質的な問題点を見抜き、それに対処できる人を、一般的には聖人というのだそうです。

しかし仏教では、事象の本質を見抜き、そこに「三世」とありますが、時代を越えて貫く普遍性を持って理解する人を「聖人」と呼ぶそうです。

この二つを比べると、そこには時間軸の違いがあり、片やその時々の本質を見抜く事を述べ、もう一方は時代を越えて、そこに貫く普遍性を見抜く事を言ってますよね。

これらを共に「聖人」と呼ぶとありますが、ごの御書では、日蓮は続けて「三度の高名」と述べています。

これは三回にわたる時の幕府への諌暁を言いますが、これらはよく「予言」とも言われています。
自界叛逆難である二月騒動、他国浸逼難である二度の元寇。
これらを日蓮は諌暁という形で警告してきました。

しかし恐らくこれはオカルト的に「末法の御本仏様の御予言」とかではなく、日蓮が時の状況を思索し分析した結果、述べたものであると僕は考えています。

日蓮は単なるオカルト僧ではありません。
立正安国論の提出などを見ても、時の幕府中枢への人脈を持っていたことが窺えますし、当時の時代の中心地の鎌倉には日宋貿易の関係で、大陸から来た人々も居たようです。

そういった事から情報を入手して、思索・分析を重ねた結果、三度の高名にたどり着いたものと思うのです。

さてさて翻り現代ではどうでしょうか?

日蓮直結を豪語する創価学会、そして活動家諸氏にそういった観点はあるのでしょうか?

今の日本には様々な事が起きていますよね。
たまに思いますもん。今は亡き実父、また幾人かの亡くなった諸先輩に対してですが、「貴方たちが見ることが出来なかった様な様々な事を、僕は現実にこの目で見ています。」とね。

アメリカで起きた同時多発テロからはじまり、湾岸戦争。そして中近東での国家崩壊の事。
日本においては東日本大震災や福島第一原発の事故、そして安保法制に関連する事や、この度の熊本の震災などなど。

これらの事を見るたびに、日本や広くは人類のいく先について、思いを馳せる事は度々で、止むことはありません。

当然の事、僕なんかは聖人でもないので、この先に待ち受けることはわかりません。

しかしそこへの洞察は持ち続けたいと思いますし、それも大事なことだと思うのです。

「日蓮直結」「御書根本」
そんなことをいうのであれば、んな政治の票集めに現を抜かすことなく、まずは世情を読み取る努力をすべきです。

でもまあ、そんなことをされた日にゃ、会員が公明党や自民党を支援しなくなるし、財務や新聞を買って貰えなくなるから、信濃町界隈が、そんな指導をすることなんてあり得ませんけどね。

時代は刻々と動いています。
「未萠を知るを聖人、三世を知るを聖人」
この言葉は是非とも気に止めておいて欲しいものです。
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