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想学談林-管理者の部屋

想学談林の管理人が、たまにぼやく言葉の部屋です。 お時間があれば、お付き合い下さい。 想学談林:https://sougakusalon.wixsite.com/sougaku-danrin/home

   

【20160626】今回の参議院選挙について

こんにちは(´・ω・`)

関東の水がめは相変わらず貯水率が低いままなのに、九州・中国方面では豪雨の為に大変な状況になっていますよね。
必要な処に雨が降らず、問題も起きていない場所が豪雨となる。
これは一体どういう事なんでしょうね?

これは立正安国論の中で「薬師経」に説かれる七難と同じでしょう。

◆非時風雨難
期に合わない大雨や暴風雨、大風等により国内に被害が発生する事がこの難にあたる。

◆過時不雨難
時期になっても雨が降らず、国内の農耕地が渇れはて、飲み水も無くなってしまう等、国内に被害が発生する事がこの難にあたる。

立正安国論については「想学談林」のホームページで少し自分の思うところについてはまとめていますが、だから今の時代は「邪法のまかり取る時代」という事を言いたいわけではありません。



そもそも日蓮が立正安国論を著したのは、当時の仏教界やそれに引きずられている幕府に対して、政治の有様(当時は政祭一致の時代ですから)を指摘したものです。
ここにある三災七難についても、単純な法理としての展開ではなく、正嘉の大地震とそれに対する幕府の社会の向き合い方について、間違いを指摘する為に引用されたと考えられます。

そこで語られた事が薬師経の七難であり、仁王経の七難と言われるものです。

こういった三災七難という思想は、仏教思想にもともとあったという事ではなく、古代中国の思想という事が関連しているようだと近年になり言われています。

古代中国から伝わった思想というものには「貞観政要」に代表される様な、国を治めるための智慧というものが数多くあり、それらが仏教を漢訳する時に、それぞれの経典の中に混入したという事だというのです。

そこから考えると、いわゆる国家鎮護三部経と言われる各教典に書かれている内容は、不変な定理というものではなく、過去から伝わる国を治める際の智慧という側面で捉えるべきだと思います。

そしてその三災七難というのは、今の時代、この目の前の社会の中に現出してきています。
であればこういった事を単なる宗教上の問題として捉えるのではなく、社会の在り方としてどうなのかという視点で考えなければいけないのではないでしょうか?

つまり、今の社会は大丈夫なのか?
そういう事です。

さて今の時期、日本の社会は参議院選挙のモードに入っています。
でも今回の参議院選挙の争点って、いったいなんなんでしょうか?

ある人にとっては「安保法制とそれに伴う改憲の是非」と言います。またある人は「経済をどうするのか」が争点だと言います。そんな中で僕が思うのは、今回の参議院選挙の争点は明確ではないのかな、という事です。

いまいまの政治の流れを見ると、おそらく底流に流れているのは「憲法改正の為の国会議員の発議」という事があると思いますが、安倍政権では今のところそういった論点を前面には出していません。しかし参議院選挙を終えた後、この事が大きな争点になる気がしてならないのです。

しかし多くの国民の眼には「争点なき参議院選挙」として映っているのではありませんか?

日本の政治環境の不幸は、選択する幅が無いという事です。
いまの自公政権はベストではないし、様々な危険を内在しています。
本来であれば政権交代の是非を問いたいところですが、その対抗馬としての野党はどうなのか?

民進党や共産党が政権を託せるだけの党として器がある様に思えません。

そうなると政権交代の是非を問えないし、あるとしたら現政権への信頼度という事を表現する位しかないでしょう。
しかしそういった動きでは、所詮、今の自公の思惑を止める事は難しいかもしれません。

こういったところが今回の参議院選挙で大いに悩ましい処ではないかと、僕は日々感じてしまっています。

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