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想学談林-管理者の部屋

想学談林の管理人が、たまにぼやく言葉の部屋です。 お時間があれば、お付き合い下さい。 想学談林:https://sougakusalon.wixsite.com/sougaku-danrin/home

   

【20170908】幸福製造機とは

こんにちは(  ̄ー ̄)ノ

たまには教学的な事も書かないといかんかなーと思い、ちょっと今回の記事にしました。

かつて日蓮の文字曼荼羅を、第二代会長の戸田城聖氏は「幸福製造機」と呼びました。
これは日寛師の言葉にあった「祈りとして叶わざるなく、罪として滅せざるなし」という言葉に基づいての事なのかと考えています。

日蓮の御書を拝読すると、確かに御本尊に強盛に祈る事で叶わないことは無いとか、それは信心によると書かれていますので、やもすると日蓮は戸田会長の言うような「幸福製造機」として人々の所願満足の為に著したと思うのでしょうが、そもそも僕は文字曼荼羅をその様な物だと思えないのです。

文字曼荼羅とは何か。
そういえば今回の会憲で「教師」や「準教師」を置くそうなんで、是非ともこの事を「教師」や「準教師」に語って貰いたいものですが、簡単に言えば日蓮の感得した法華経の世界観を曼荼羅として現した物だと思います。

それは本門の虚空会の儀式の姿です。

またこの文字曼荼羅に向かってお題目を唱えるというのは、意義的には法華経の虚空会に自身も参加するという事であり、この虚空会の姿が自身の中にあるという意味から、自身の心を観じるという「観心」にもつながるのでしょう。

天台大師は「摩訶止観」の中でこの「観心」の取り組みを語ってますが、日蓮は文字曼荼羅にお題目を唱えるという形でそれを行えるとしたのです。

だからこの文字曼荼羅を「幸福製造機」と理解させたのは意義が異なるわけで、まあ戦後の混乱する日本社会の中で、人々に仏法を縁させる為の方便でしかないでしょう。

「創価学会は発迹顕本しなければならない」

この様に述べるのであれば、そろそろ活動家幹部に対してご利益信仰からの脱却させるべきだと思いますが、どうでしょうか。

さて、話は変わりますが人の心というのは敏感かつ複雑なものであり、この心の世界から全ての現実が創造されるというのが、仏法の考え方だと思いますが、そこから考えるのであれば、人の幸福も不幸も、すべてはその本人の心の動きの為せる業です。

だからもし「幸福製造機」というのであれば、それは自分自身の心を指すわけであり、単に対境としてある文字曼荼羅を「幸福製造機」と呼ばせ、理解をさせたとしたならば、自身の外にこの心の動きがあると認識をさせてしまい、結果としてその信仰というのは「外道=心以外に実相がある」という理解をさせるものとなります。

今までに幾人からか「御本尊に祈っても叶わない」という相談も受けましたし、その結果、人生にあがき苦しんでいる人にもお会いしたことがあります。

そもそもなのですが、仏教への信仰とは「自身の所願満足」ではなく、自分自身を理解することであり、その為にも自分という存在の本質を観じる事が目的ではないでしょうか。
しかし第二代戸田会長の残した「御本尊様は幸福製造製造機」という指導はそれを誤解させてはいませんか?

以前にある婦人部の大幹部が「御本尊ちゃま!お願いー!」と祈る事で全ての祈りが叶うなんて指導をかましてましたが、それなんて最たるものです。

まあ会合に参加していた婦人部のお歴々の顔は、その話を聞いてキラキラ瞳を輝かせていましたが、考えてみれば無闇やたらな公明党支持や聖教新聞の多部数購読の原動力も、そのご利益信仰なので、信濃町界隈からすれば、それを煽ることで自分達のビジネス収入が上がるわけですから、煽るという行為も彼らのビジネスなのでしょう。

もし「幸福製造機」というのであれば、それは対境の文字曼荼羅ではなく、そこへ向かう自身の心がそれであり、また幸福というのも単純な所願満足によるのではない。

そこへの理解を深めてほしいものですね。

昭和二十年代から四十年代あたりは、ご利益信仰を語れば組織拡大できたのかも知れませんが、いまの時代は違います。

ネットで未だに日蓮の文字曼荼羅を「幸福製造機」と呼んで「お題目をあげなくっちゃ」なんて会員に認識させているようでは、創価学会もたかが知れていると言うものですね。
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