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想学談林-管理者の部屋

想学談林の管理人が、たまにぼやく言葉の部屋です。 お時間があれば、お付き合い下さい。 想学談林:https://sougakusalon.wixsite.com/sougaku-danrin/home

   

【20160122】本尊への向かい方

こんにちは(  ̄ー ̄)ノ

日本には強い寒波が居座るようで、当面はこの寒さが続くようですね。

さてここ半月の間、僕は個人的に御本尊(文字曼荼羅)について思いを巡らせています。
今は観心本尊抄を読んでいますが、こりゃ難解極まりないもので、その内容も天台教学的な文言もあり、しかも文体は鎌倉時代の古文でしょ?

頭のなかがおじやになりそうな時もありますが、まあ日々努力しています。



この日蓮の文字曼荼羅について、大石寺貫首二十六世の日寛師は観心本尊抄文段で以下の様に述べてます。

「故にこの本尊の功徳、無量無辺にして広大深遠の妙用あり。
故に暫くもこの本尊を信じて南無妙法蓮華経と唱うれば、則ち祈りとして叶わざるなく、罪として滅せざるなく、福として来らざるなく、理として顕れざるなきなり。」


この日寛師の言葉もあって、創価学会としては「祈りとして叶わざるなしの御本尊」という事を述べているんですよね。

しかし今回の会則改正で創価学会として、日寛師の残した各抄論について見直しをするというスタンスなのですが、果たしてどこまで見直しをするつもりなのか、未だにその様な話は出てきません。

まあ恐らくこの観心本尊抄文段の解釈については見直しをする事はないでしょう。
創価学会にとっては御本尊は祈りを叶える為の道具であり、その「祈りを叶える」事が宿命転換という事にも繋がりますから、ここの観点を変えてしまったら、創価学会とて会員を鼓舞することが出来なくなってしまいます。

これは法華講も同様で、創価学会の本尊に祈っても結果が出ないと嘆く人たちに、法主の有りがたさを説き示し、正しい日蓮正宗の御本尊こそ、全ての祈りを叶えるものと言ってますからね。

日蓮が何故、この文字曼荼羅を顕したのか。そこについて様々な御書を読んだりしていますが、総じての思いとは、人々に対して法華経でいう処の「仏知見を開かせること」なのではないかと思います。

だから法本尊開顕の書の名前に「如来滅後五五百歳始観心本尊抄」という題目を付けたのでしょう。

「この本尊とは観心の為の本尊なんだ」

この様に思えるのは僕だけでしょうか。

この「観心」とは一体何なのか、これについて観心本尊抄には以下の様に述べられています。

「観心とは我が己心を観じて十法界を見る是を観心と云うなり、譬えば他人の六根を見ると雖も未だ自面の六根を見ざれば自具の六根を知らず明鏡に向うの時始めて自具の六根を見るが如し、」(観心本尊抄抜粋)

つまり自分自身の「心の中にある十法界を観る」という事が「観心」という事なのでしょう。
ではこの「心の中にある十法界を観る」とはどういう事なのか。それは自分自身の中には地獄の心から仏の心まで備わっているという事を感得する事なのかと思います。

また日蓮は以下の様にも述べています。

「此の御本尊の中に住し給い妙法五字の光明にてらされて本有の尊形となる是を本尊とは申すなり。」(日女御前御返事)

つまり心の中にある救いようの無い苦しみ、渇き、怒り、様々な感情が人生の中で渦巻きますが、お題目を唱え、文字曼荼羅(御本尊)に向かいお題目を唱えていくという行為の中で「本有の尊形」(これは本来の意味という事で捉えても良いかと思いますが)として見えてくるという事なのではないでしょうか。

人生には様々な苦悩や葛藤が渦巻いています。
この荒波の様な心の中のうごめきがなければ、実は人生というのは何ら得るモノが無い時間なのかもしれません。そして人々はその「心のうごめき」に悩み、苦悩します。

しかし文字曼荼羅に向かい、お題目を唱える事で、そういった様々な心の荒波の本来の意味を自覚する事ができ、そこで信じれる自分自身という存在も見えてくる。

そういう事を述べているのかもしれません。

また、そういう文字曼荼羅にお題目を唱える過程で、様々な「実証」という事も起きるのかもしれませんが、それはまさに豆腐でいう「オカラ」というものでしか無いと思います。

その「オカラ」が得られるか、得られないかという事自体、実は大したことではないと思いますが、多くの創価学会や法華講の人たちは、そこに拘り「われこそ正統なる日蓮直系」を言っているのですから笑止千万という他ないでしょう。

ここ最近、ずーっと文字曼荼羅の事を考え、思索を進める中でそういった思いが強くなってきています。

まあ、これも我見と言われたらそれまでなんですけどね・・・・

本日の記事は以上となります。

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