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想学談林-管理者の部屋

想学談林の管理人が、たまにぼやく言葉の部屋です。 お時間があれば、お付き合い下さい。 想学談林:https://sougakusalon.wixsite.com/sougaku-danrin/home

   

【20160202】南無妙法蓮華経について②

こんにちは( *・ω・)ノ

さて昨日の続きです。
「南無」とは「帰命」であり、そこには人と法に対する二つの意義があると述べました。
また様式として「帰命」とは「隋縁不変一念寂照」という天台の言葉を述べて、ここには善悪に通じるとも述べました。

あー、とても危険ですよね。
こういう事を進めていくと「我見」と云われ、大謗法とも呼ばれたりします。

でも良いのです。
我見と呼ばれようが大謗法と呼ばれようが、学ぶということは自分としての解釈があり、そこに様々な添削があって、自身のモノになっていくわけですから。

考えないで家畜のような信仰者になってはいかん訳ですよ。

という事で思索を続けます。

さてこの帰命という事には、二つの形態があると言います。

「又帰とは我等が色法なり命とは我等が心法なり色心不二なるを一極と云うなり、釈に云く一極に帰せしむ故に仏乗と云うと、」

ここで云うのは「心と体」の事ですね。
心は信じているけど行動が違うとか、心は違うけど行動は帰命しているとか。
信じる、つまり帰命するというのもこういった複雑な事が関係するわけです。

そして心と体が一致することが重要で、そこに仏乗(成仏、仏を開く)という事があるわけですね。

これはとても重要な事を述べています。

心が帰命するというのは、例えば法華経を信じることの意義や重要性を理解しているからであり、ただそうであっても言動不一致であれば成仏しないという事ですよね。
そして逆もまた然りで、行動として帰命している様に見えても、心では信じていなければ、こちらも成仏はほど遠いいとなります。

信濃町界隈なんてのは、後者が殆どであり、行動として如何にも信仰心が強逝で、「池田先生は云々」なんて語りますが、こりゃダメだという事になります。

前者の場合、どちらかと言えば学者として法華経を学んだ場合には有り得ますよね。
「確かに法華経は素晴らしい」なんて言葉にしてみても、ではそれを具体的な行動として、なにかしているかと言えば、実は何もやらないという事。

但しここでは形態について述べてますが、そもそも法華経の真意が掴めてなければ、いくら色心(心と体)が一致しても「隋縁不変一念寂照」という事にすらならないわけです。

だから帰命とは言っても、一番最初に立ち返りますが、どの人に帰命するか、どの法に帰命するか、そこがまず大事な事だとおもいますよ。

「又云く南無妙法蓮華経の南無とは梵語妙法蓮華経は漢語なり梵漢共時に南無妙法蓮華経と云うなり、」

ここで法華経に帰命するという事で南無妙法蓮華経という言葉があり、「ナーム」という梵語と「妙法蓮華経」という漢訳の言葉で出来ていることから、この法とは世界的な思考であると述べてます。

日蓮のいた当時は、世界観といってもインド・中国・日本という三国の世界であり、仏教とは当時の日本にとっては国際的な最先端の思想でしたから、この様にのべていると思います。

では現在においてもそうなのか?
そこについては疑問ですね。

何故ならば心の構造の解析とか、世界の成り立ちの形而上の事で言えば、実は今や欧米の方も研究が進んでいます。
欧米ではこの研究の結果として仏教を見直したりしていますが、日本やアジアではとうなのでしょうか?

特に日本の寺仏教なんかは形骸化が激しくて、とても世界的な宗教とは呼べません。

日蓮は「梵漢倶時」と言ってますが、日蓮門下でこの事を真剣に考えていた人はいるのでしょうか?

考えてみれば、うすら寒い思いすら感じてしまいます。

世界は大きく様変わりしているのですから、「梵漢倶時」で世界的な思想というならば、信仰している我々がそれを成し遂げなければならないのではないでしょうか?

そこためにも、再度、法華経に立ち返ることも大事な事と思うんですけどね。
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